文部科学省の育成推進事業の一つでもあり、3つの多様性を包含している地域密着型のスポーツクラブのことを指します。そして、3つの多様性とは、

  1. 「 多種目 」 様々なスポーツを愛好する人々が参加できる。
  2. 「 多世代 」 子どもから高齢者、障害者までが参加できる。
  3. 「 多志向 」 初心者からトップレベルまで、それぞれの志向・レベルに合わせて参加できる。

ことをいい、こうした多様性を持ち、日常的に活動の拠点となる施設を中心に地域の主役である住民の皆さんが育み、発展させていく活動でもあります。

言い換えると、内輪で楽しむ 「 私益 」 ではなく、地域住民に開かれた 「 公益 」 を目指した経営意識を有する非営利的なクラブであり、組織です。

クラブ育成には次のような基本認識のもとに取り組むことが必要とされています。

  • 自主的な運営 ( クラブマネージャー、運営委員、指導者、ボランティアスタッフなど )
  • 自主財源を主とする運営 ( 会費を支払う、受益者負担の考え方 )
  • クラブとしての理念の共有 ( クラブ会員、賛助会員として活動に参加 )

※参照資料:文部科学省ホームページ 「 総合型地域スポーツクラブ 」